鼻の黒ずみや毛穴の詰まりってすごく厄介ですよね。せっかくキレイにしたのに、「もう汚くなっている・・・」とお悩みの人も多いはず。

そこで今回は、鼻の黒ずみ・毛穴の詰まりのメカニズムやあまり知られていない原因について解説します。具体的な解決法も合わせてご紹介しますので、毛穴の汚れが気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

鼻の黒ずみ・毛穴詰まりの原因

鼻の黒ずみ・毛穴詰まりの原因は、「角栓（かくせん）」です。

毛穴詰まりというのは、黒ずみになる手前の段階です。この段階では、角栓はまだ白い色をしています。

その後、角栓が肌の表面に出てきて空気に触れ、酸化すると角栓が黒くなるので、「黒ずみ」や「いちご鼻」などと呼ばれるように。

鼻の黒ずみ・毛穴詰まりの解消法

鼻が黒ずむと目に付くので「どうにかしなくては・・・！」と、間違ったお手入れをすることで、毛穴がますます大きく・開いてしまうことに。鼻の黒ずみや毛穴詰まりを改善するには、肌のターンオーバーを正常に戻して、角栓がスムーズに排出されるようにすることが大事です。

ここでは、毛穴に効く洗顔料の選び方と洗顔方法をご紹介します。

洗顔料の選び方

洗顔料を選ぶ際は、洗浄成分を意識して選びましょう。

そう聞くと、毛穴ケアに特化した成分を選びたくなりますよね。例えば、毛穴に効果的とされる成分には、「酵素」や「フルーツ酸（AHA）」、「ピーリング剤」や「クレイ（泥）」などがあります。

しかし、これらの成分が含まれる洗顔料は、スペシャルケアとして使うものなので普段使いには適していません。

毎日使う洗顔料は、なるべくマイルドな洗浄成分のものを選びましょう。低刺激で無添加、保湿成分などがしっかり入っているものは、肌質問わず使えておすすめです。

皮脂や汚れは落としすぎることで、過剰に分泌されるようになり、刺激を受けた毛穴はさらに広がりやすくなります。自分の肌に合った優しい洗顔料を選ぶことで肌のターンオーバーが整い、自然と毛穴も黒ずみも気にならなくなるのです。

正しい洗顔方法

①毛穴を開かせておく

角栓のケアは、毛穴が開いた状態で行うと◎。皮脂も汚れも落ちやすくなります。蒸しタオルやスチーマーも便利ですが、湯船に浸かった後に洗顔をすると、毛穴が開いた状態になっているので、洗顔するタイミングを変えてみるのも良いでしょう。

②クレンジングは乾いた手で

日焼け止め・下地・ファンデーションなどのベースメイクも、角栓の原因です。これらの汚れをクレンジングで浮かせて、取り除きましょう。

また、クレンジングは乾いた手で行うのが基本です。時間は、あまり長くなくてOK！クレンジング剤の手触りが、ふわっと軽くなったら、クレンジングが肌となじんだ証拠。クレンジングを終えるタイミングが分からない人は、この乳化のタイミングを目安に、クレンジングを終えるといいでしょう。

③洗顔料はしっかり泡立てる

洗顔料を手に取ったら、しっかりと泡立てると毛穴の奥まで泡が届きやすくなります。

自分の手で泡立てるのが苦手な人は、洗顔料の泡立ての道具が100円ショップなどにもあるので、使ってみると良いでしょう。いつもの洗顔料でも道具を使いこなすだけで、極上のモコモコ泡に。

④ゴシゴシこすらない

肌をゴシゴシこするとバリア機能の低下が起こり、乾燥肌・敏感肌・色素沈着の原因に。

さらに、肌はこすると薄くなってしまうので、洗顔の時は優しく泡のクッションで洗うことを心がけてくださいね。モコモコの泡で、肌の内側から外側に優しく円を描くように洗顔をしていきましょう。

⑤お湯の温度は熱すぎない程度に

洗顔料を洗い流す時は、お湯の温度にも注意しましょう。高い温度のお湯で洗い流すと必要な皮脂まで落ちすぎてしまうので、不足した油分を補おうと皮脂がますます分泌されるようになってしまいます。

冬場は少し寒いと感じるかもしれませんが、理想としては35度以下のぬるま湯で洗うのが理想です。

まとめ

鼻の黒ずみや毛穴の詰まりは角栓が原因なので、角栓の量を整え、清潔な状態戻すためのお手入れが効果的です。

この時、無理に毛穴をつまんだり、毛穴パックやコメドプレッシャーで押し出すことで毛穴が傷ついて余計に肌状態が悪化している人も多いので、毛穴のお手入れ方法を再度考えていただくきっかけになれば嬉しいです。

中でも大事なのは、洗顔料をきちんと選ぶこと。そして、正しい洗顔だということを覚えておいてくださいね！

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